こんばんわ、SOS団です。
今回は第一三共によるランバクシー社買収の話。
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このニュースを見た瞬間、正直、第一三共やるね!と思いました。
メバロチンのジェネリック対策という守りと、新興市場に攻勢を賭ける攻めが見事に融合した一手です。う〜ん、あっぱれ。
日本では医療費削減施策により、医薬品市場は頭打ちです。なので、日本の製薬企業は思い切ってポートフォリオを組み替える必要があります。日本比率を下げて海外比率を上げる海外シフトというやつですね。第一三共はランバクシーを買収することによって、新興市場への布石を打つものだと思われます。インドや中国では、これからますます中流層が増えるでしょうから、生活習慣病の患者も増加します。日本で商売するよりも海外で商売する方が賢明なんですね。
ちなみに市場の評価も上々で、株主からは一定の評価が得られたと考えても良いでしょう(14時に日経に掲載)。買収プレミアムも30%くらいですから、まあ妥当な額だと思います。

ちなみに、この発表を受けて煽りを喰らったのがジェネリック最大手の沢井製薬。
見よ、この見事な崖っぷり(笑

ジェネリックは先発薬と同じ成分、同じ効き目、低価格だとテレビのCMでやっているようですが、ハッキリ言ってJAROに訴えてもいいくらいの過大広告ですね。確かに、実験室レベルの生物学的同等性は担保されていますが、患者における実際の効き目は多かれ少なかれ異なるはずです。つまり、同じ効き目なんてありえない。かつ、圧倒的な情報量不足。薬というものは単なるモノだけではなく、情報とセットだと皆に知ってもらいたいです。そういった意味では、今回の第一三共の後発薬市場参入は、患者さんにとってメリットが大きいと思います。中小企業に比べてMRの数は多いし、情報処理能力が格段に違いますから。
今回の買収劇は、これまで何の関連も無かった第一三共と沢井製薬を見事に線で繋げた感がありますね。株って面白いですね。
では。
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関連リンク
ジェネリック−風のまにまに
こんばんわ、SOS団です。
今回はVIX投機法の検証結果について。
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1/25に開始したVIX投機法の検証ですが、ここに来てVIX指数が大きく低下し、20を切りましたのでポジションを解消しました。
1/25 買い$125(VIX指数35.0)
4/18 売り$145(VIX指数19.5)

税金と売買手数料を無視すれば、パフォーマンスは16%でした。初めての機械的投機法としてはまずまずの結果だと思います。
次回の検証機会をジッと待つことにします。
では。
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関連リンク
こんばんわ、SOS団です。
とうとう武田が動きました。
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医薬品企業はどこも新薬不足でジリ貧の状態です。このままでは持続的に企業価値を向上させることが出来ないので、金に物を言わせて新薬候補のあるベンチャーを買い漁っています。
武田は以前から企業買収に1兆円準備している、と明言していましたが、その声明どおりミレニアム社を8800億円で買うみたいですね。戦略的には間違ってないと思いますが、買収プレミアムに50%強も支払うのはどうなんだろ?
割高な買い物は株主に損害を与えることになるので、支払うプレミアムには確固たる理由が必要ですね。ちなみにプレゼン資料は
こちらから見れます。やっぱ癌領域の強化だよなぁ、どこも同じ。
では。
こんばんわ、SOS団です。
今回はベアー・スターンズの株価について。
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以前、ぐっちーさんが指摘されていたことが、そのまんま朝日新聞の記事に載っていました。
ベアー救済、2ドルのミステリー(asahi.com 2008/3/22)
米証券大手ベアー・スターンズの突然の身売りに揺れた米金融市場は株価が持ち直し、金融不安がひとまず和らいだ。米金融当局などが矢継ぎ早に打ち出した対策を評価する声もある。だが、買収額が1株2ドルまで落ちたベアー救済劇には不明な点も多く、金融大手の業績悪化や景気後退への懸念がなおくすぶっている。
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JPモルガンが付けた1株2ドルという値では、買収価格は約2億4000万ドル(240億円)にしかならず、10億ドル(1000億円)はあるとされる本社ビルの価値を大きく下回っている。従って、実質は債務超過だったんじゃないか?ということですね。
債務超過ということは株主価値は0ですが、MBSの第一人者であるベアー・スターンズを潰してしまうと、ますます市場が混乱してしまうということで、とりあえず値を付けたということなんでしょう。DCFに従えば、株価は将来に渡って得られるCFの総和を現在価値に割り引いたものと見なすことが出来ますので、ベアー・スターンズが今後キャッシュを生み出す見込みがある限りは株価は0にはならないんでしょうが、それにしてもあまりに適当な値付けです。
いずれにせよ、サブプライムの爪痕は想像以上に深く、景気回復までは相当時間がかかることを覚悟しなければならないと思います。
では。